1年に 1度は専門クリニックで、
大切なスタッフや従業員の
口腔内の健康診断を
企業歯科健診のメリット
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1口腔内の健康は全身の健康むし歯や歯周病の原因菌によって心臓病や糖尿病、がんや認知症など、全身疾患に影響を及ぼすことが、最近の研究で明らかになってきました。そのため予防歯科は口内の健康に効果的なばかりではなく、生活習慣病をはじめ、全身の病気の予防につながることが注目されています。
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2健康経営として導入することで企業イメージアップ日本でも予防歯科という概念が広く知られるようになり、お口の健康が体の健康と関連性が高いことが知られてきました。
そんな時代背景もあって、企業では健康経営という考え方がクローズアップされています。健康経営とは、社員の健康向上による組織の活性化、業績の向上、最終的には雇用の安定を見込んだ取り組みです。経済産業省もこの取り組みに力を入れている企業を『健康経営銘柄』として選出しています。
企業も CHO(Chief Health Officer/健康管理最高責任者)などを設けて、従業員やスタッフの定期健康診断の実施や健康セミナーへの参加、フィットネスジムへの加入を福利厚生の一環として支援し始めています。そして最近では、予防歯科(お口のクリーニング)に健康助成金制度などを取り入れる企業が増えており、お口の健康から全身の健康をサポートする取り組みが全国で広がっています。
導入するには?
企業健診の導入を希望される企業さまからは、「大切な社員やスタッフをどの歯科クリニックでメンテナンス受診を奨励すればよいか?」、「予防歯科をしっかりと行ってくれる歯科医院を見つけられない」という声があります。働く人からも、「そこの歯科医院に行けばきちっとした予防歯科を受けることができるのか?」などの声を伺います。
富士通が推奨する予防歯科の社会的な取り組み「KEEP28」では、標準的予防歯科の基準を提示し、診療情報を患者さん目線で提供することができる歯科医院を選出し、神奈川県では藤沢歯科・藤沢歯科予防クリニックが認定を受けております。
企業健診の導入を検討されている企業さまは、日本歯周病学会歯周病専門医、日本歯周病学会認定医歯科衛生士、管理栄養士によるチーム医療に取り組む「藤沢歯科予防クリニック」までご相談ください。歯科健診メニュー内容や予防歯科(お口のクリーニング)の内容について提案させていただきます。
企業歯科健診を導入している企業
- 株式会社 湖池屋
- 株式会社 ナカニシ
- 富士通 株式会社
- 株式会社 平田牧場
- 全日空商事 株式会社
- デンツプライシロナ 株式会社
- 三井健保 健康保険組合
企業歯科健診に関するデータ
重度歯周病患者の割合
30・40 歳代の 80%が歯周病と言われ、そのうち歯周ポケットが 4 ㎜以上の歯周病を有する割合は歯周病が進行した患者割合は 30~40%を超えると報告されている。60 歳代では 60%近くの患者さんで歯周病が重症化していることが示されています。
年代と歯周病(歯周ポケットが4mm以上)の割合
歯周病と全身疾患との関り
歯周病が進行と全身疾患とのかかわりが多くの論文で示されるようになり、歯周病患者さんは糖尿病や血管病、リウマチ、肺炎などの発症割合がおよそ 2 倍になるなど、全身疾患との関連性が報告されています。
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動脈硬化歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て、血管内にプラーク (粥状の脂肪性沈着物) ができ、血液の通り道は細くなります。プラークが剥がれ血の塊ができると、血管が詰まるおそれがあります。
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糖尿病歯周病により分泌される炎症物質がインスリンの働きを妨げ血糖値を上昇させるといわれています。糖尿病罹患者が歯周病治療を行うと、血糖コントロールが良くなることがわかってきました。
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肥満歯周病菌の毒素により肥満が進行するといわれています。脂肪の増加で分泌される物質が歯周病を悪化させるおそれがあります。
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ガン歯周病菌の原因菌が、がんを発症させるリスクを高めるといわれています。
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リウマチ手足の関節の炎症から痛みや腫れ、こわばりが生じる関節リウマチでは、歯周病の罹患者が関節リウマチを発生するリスクが2倍高くなるといわれています。歯周病治療を行うと、関節リウマチの症状も軽減されるとの報告があります。
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脳梗塞血管内のプラークが原因で脳血管が詰まる病気の脳梗塞について、歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になりやすいといわれています。
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心筋梗塞歯周病による動脈硬化が、心臓の血管を詰まらせる狭心症や心筋梗塞につながるとの報告が多く認められています。
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誤嚥性肺炎高齢者に多い疾患で、歯周病菌の含まれた唾液が気道に入ることで引き起こされるリスクが高まります。
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早産・低体重出産歯周病の炎症物質により早産・低体重児出産につながるといわれています。
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骨粗鬆症閉経後、骨粗鬆症の患者において、歯周病が進行しやすい原因にエストロゲンの欠乏があります。エストロゲンの分泌が減少すると、全身の骨と歯を支える歯槽骨も弱くなります。多くの研究で、骨粗鬆症と歯の喪失とは関連性があると報告されています。
歯周病菌と動脈硬化との関連性
脳血管障害は脳出血と脳梗塞の 2 つに分類されます。
脳出血の原因は高血圧、脳梗塞においては動脈硬化が最大の危険因子とされています。
重症化した歯周病では歯の喪失が増え、その状態になると動脈硬化のリスクは高くなるといわれています。 歯周病に罹患していない方と重度の歯周病の方では、動脈硬化のリスクが 2 倍になるという調査結果もあります。
その原因として、歯周病の重症化により、歯が失われ咬み合わせの不良によって唄哨(そしゃく)が困難となり、野菜·果物·魚介類(ビタミン類、食物繊維、カルシウム、不飽和脂肪酸)の摂取不足となり、心疾患や脳血管障害になるリスクを高めてしまうと考えられています。
動脈硬化のリスクと歯周病や咬合状態の関係
歯の残存数で変わる要介護リスク
日本では超高齢化社会が進んでおり、それに伴って要介護者の数も増加しています。厚生労働省のデータでは、2017年の要介護認定者数は約 629 万人といわれ、高齢者の 5 人に 1 人が介護を必要としています。介護が必要になるということは、本人が不自由な生活を余儀なくされるだけでなく、ご家族の生活にも影響を及ぼします。そのため、近年では健康で自立した生活を末長く送れるよう、医療機関でもさまざまな取り組みが行われています。
日本歯科医師会では「8020 運動」といって、80 歳になっても 20 本の歯を残すことを目指した取り組みが行われています。 健健康で自立した生活を送るためには、より多くの歯を残し、バランスのよい食事をおいしく食べることが大切です。
特に、要介護状態の原因となりやすい脳出血·脳梗塞などの「脳血管障害」や、「認知症」、「フレイル(衰弱)」などは、歯の健康と密接に関わっていることがわかっています。
企業にお勤めの方の歯とお口の意識調査
すべての対象者でブラッシングに自信がないと回答し、中でも 30~60 歳代・女性の 80%近くが、きちっとした歯周病・虫歯予防に取り組みたいと回答しています。
(※アンケート実施期間:2019 年6 月13 日~14 日 自社調べ)
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できる限り長く
健康な歯を保ちたい -
将来の歯の健康(本数・虫歯・歯周病等)に
不安を感じる -
自宅でメンテナンス(歯磨き等)
だけでは不十分に感じる -
歯周病予防・虫歯予防に
取り組みたい
企業歯科健診における企業高感度
企業歯科健診を導入されている企業にお勤めの従業員の方へのアンケート調査福利厚生プログラムで年間15,000 円の助成が実施されていることに対してどのように感じになりますか?
歯科ドックを利用したい(自己負担3,000円)
福利厚生で15,000円助成された場合